mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

正しい理解

横綱朝青龍、元関取旭鷲山らの当地でのビジネスや政界での活躍や

豊富な天然資源で潤っていることが伝えられるモンゴルという国は

さぞかしみんな金持ちなのではと思っている人も少なくないのでは

ないかと思います。

中東のオイルマネーなどと、天然資源の豊富な国は富裕層だらけのように

報じる我が国のメディアにも問題はあると思いますが、

中東しかりモンゴルしかり、天然資源やレアメタルが存在しても、

その恩恵に預かれるのはほんの一握りの人間であり、

中間層以下の国民は、慎ましい暮らしを送っているのが実情なのです。

さて、そうしたモンゴルに対して、名古屋大学を中心としたグループが

当地の発達障害の当事者や家族へのケアの支援に当たるという

報道に興味を持ちました。

遊牧民朝青龍白鵬など当地出身の力士の印象が強く、モンゴルにも

筆者と同じく障がい者と呼ばれる人たちがいることは正直

意識していなかったですが、経済大国と言われる我が国ですら

臨床心理士という資格が広く認知され、心のケアが叫ばれるように

なったのは平成に入ってからのことですから、先に述べたように

先進国とは言いがたいモンゴルで発達障害の当事者に対するケアが

不十分であることは想像に難くなく、旧帝国大学の一つであり、

ノーベル賞受賞者も輩出した名古屋大学の研究成果が、

遠いモンゴルの地で活かされればと思います。

さて、天然資源が豊富と聞いただけでモンゴルや中東を

富裕層だらけのように誤解してしまうように、メディアや

ネット上の情報におどらされて障がい者や在日外国人など

いわゆるマイノリティーの人たちへの正しい理解が

なかなか進んでいないのが我が国の現状であると思います。

でも、障がい者というだけで肩身の狭い思いをしたり、

社会生活の中で不利益を被るのは正しいこととは言えないし、

在日外国人を標的にしたヘイトスピーチは正しくないどころか

犯罪行為なので、モンゴルより遅れていると世界からバカにされぬよう

我が国でもマイノリティーに対する正しい理解を啓発して

差別的な言動を根絶し、気持ちよく四年後の

東京オリンピック、東京パラリンピックを迎えたいものですね。