mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

大量輸送

JR西日本が同社の三江線を廃止にする根拠として、

大量輸送を建前とする鉄道の使命を終えたという

ことばを使った。

だが、少子高齢化、過疎化、人口減少が叫ばれる現在、

いつまでも鉄道は大量輸送のためのものと

主張していて良いのだろうかと思う。

国鉄時代から高収益路線だった東海道新幹線でさえ、

東京オリンピック輸送やJR東海700系電車、JR西日本700系電車、

JR九州800系電車、JR西日本ひかりレールスターの置き換えを

念頭に、次世代車両のJR東海N700Sでは現状ののぞみ、

ひかり、こだま全て16両編成の体制を見直すというのだから

人口が気薄な山陰の三江線木次線や、北陸新幹線延伸以降の

動向が懸念される福井県越美北線などで、鉄道は大量輸送手段と

言うのは無理があると思うし、路面電車への転換が一時話題に登った

同じJR西日本岡山県吉備線を含め、富山港線のような

路面電車への転換や、東日本大震災の被災地のような

ローカル線を専用道路を走るバスに転換するような

身の丈にあった方策を検討することも必要だと思う。

車両が小さく時代遅れで、大量輸送には向かないとされる

軽便鉄道も、鉄道友の会からローレル賞の栄誉を受けた

四日市あすなろう鉄道や、利用の少ない駅の廃止などの合理化に

取り組んできた三重県三岐鉄道が順風満帆とは言えなくても、

近鉄時代と変わらない運行本数を確保していることを考えると、

モノレールがあるだけで、普通鉄道が存在しない沖縄県を含め、

今後の我が国の鉄道輸送システムとして検討する価値が

あるのではないかと思う。