mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

真ん中と最果て

岐阜県の美濃地方、長良川鉄道沿線が日本の真ん中と呼ばれ、

メディアで取り上げられたり地元もPRしたりしていました。

なぜ真ん中かといえば日本地図にコンパスでぐるりと囲うように

円を描くと円の中心がこの岐阜県の奥美濃かもしくは

同じ岐阜県の飛騨地方になるというので目から鱗が

落ちる感じですが、岐阜県のお隣、三重県いなべ市三岐鉄道北勢線

終点、阿下喜駅が最西端の駅を名乗っているのは一瞬?という

感じでした。

日本列島が三重県よりもずっと西に伸びているのは言うまでも

ないし、日本最西端の駅というなら長崎県佐世保線佐世保駅か、

松浦鉄道たびら平戸口駅、もしくは沖縄県

沖縄都市モノレール那覇空港駅というのは

有名な事実ですから。

だが、何故阿下喜駅が最西端の駅なのかというと、

特殊狭軌、いわゆるナローゲージの鉄道で最西端だというのです。

かつては全国各地にあった軽便鉄道も、この三岐鉄道と同じ三重県

四日市あすなろう鉄道、そして黒部のトロッコ列車として

観光客にも名高い富山県黒部峡谷鉄道と今では3路線しかなく、

黒部渓谷鉄道は三岐鉄道からだいぶ東になるし、

四日市あすなろう鉄道もこの阿下喜駅より若干東寄りなので

ナローゲージで最西端という看板に偽りはなさそうですが、

たった3路線の中で最西端を名乗るのもどこか微笑ましい感じが

すると同時に、話題作りをして少しでも集客に繋げたい

三岐鉄道の思いも見て取れます。

箱根登山鉄道、京都の叡山電鉄など登山電車と呼ばれる鉄道同士が、

山の日が国民の祝日になったことをきっかけに共同で

キャンペーンを行い話題になったばかりですし、

この際、僅か3路線となった軽便鉄道も共同で集客に励んでは

どうかと思います。

ちなみに軽便鉄道の最東端と最北端は富山県黒部峡谷鉄道

最南端は前述の四日市あすなろう鉄道のどこかの駅に

なりそうなので、地図とにらめっこしたり北陸新幹線

近鉄で実際乗りに行って確認するのも面白そうですね。