mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ノケジョ

ノケジョとはなんぞやと思ったら、農学を志す女性のことだという。

かつては男性社会のように称された理系の分野に進出する

女性を表すリケジョをもじった表現と思うが、農学、ひいては農業と

普段は距離を置いたところにいる都市部の女性が農業の分野に

興味を持って貰うことは悪いことではないと思うし、

ノケジョと呼ばれる女性たちが農学の文理融合的なところに

興味を持ったというのも面白いところである。

平成のはじめ頃までは我が国の大学に心理学部を抱える

ところは珍しかったが、最近では心理学部が急速に増えて

国家資格化を見据えた臨床心理士が脚光を浴びているのも

心理学という学問の文理融合的なところに心を惹かれる

受験生の存在が大きいと思うし、かくいう筆者も、

この心理学部で文系、理系両方の学問的アプローチに

触れたことが社会人になってから役に立つことになった。

筆者が身を置いていたシステム開発の世界は

普段はパソコンの画面とにらめっこでなかなか顧客の

存在を身近に感じることができなかったが、心理学部と

関係の深いカウンセラーならば目の前に相談者がいる訳だし、

農家のみなさんも、作物を食べてくれる消費者のことを

意識して日々農作業に励んでおられると思うが、

心理学、農学どちらの学問もこうしたハートの部分と

心理学でいえば生理検査、農学でいえば実験や品種改良の

研究のように理系的な部分とどちらも文理双方の要素が

あり文系、理系と紋切り型に分けるのは無理があると思う。

心理学もストレス社会の中で今後ますます需要が高まると

思われるが、食料自給率向上の為には農学のさらなる発展も

必要であり、ノケジョが一過性のブームに終わらず

男女問わず農学や農業に関心を持つ若者が増えてくれればと思う。

福島第一原発事故日本テレビ系の番組のTOKIOの農業企画が

頓挫してしまったのは残念だが、若者に影響力を持つTOKIOだけに

福島県の復興を願いつつ、不定期でもいいから農業を

取り上げる企画を続けて、若者の農業への関心を高める一助に

なってくれればと思う。