mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

消えない傷

ふと鏡を見たら、周囲が心配するほどだった顔の吹き出物が

気をつけないと目視出来ないぐらいに小さくなっていた。

軟膏を少し塗っただけで治療と呼べるようなことはしていないのに

いつの間にか小さくなった吹き出物を見て改めて人間には

自然治癒力というものが存在することを実感させられる。

だが、この自然治癒力だけでは治癒が難しいのは、

筆者の喉とお腹にある手術痕のような人為的で

目立つ傷と、この傷を目の当たりにしたときに筆者が

味わうような心の傷である。

今になってようやく手術痕と心の傷と向き合えるように

なってきたが、ブラック企業や虐めの苦い思い出然り

手術の痛い思い出然り心の傷が癒えるには莫大な時間が

かかり、日にち薬では済まないと思う。

さて、本来であれば日本テレビのチャリティー番組に出演しているはずの

某男性タレントと彼の母親の女優は今何を思っているのだろうか。

この番組で時たま映り込む告知のポスターに不自然にシールが

貼ってある部分に彼の写真が入っていたことは想像に

難くないが、彼と母親に告げたいのは筆舌に尽くしがたい

屈辱を味わった被害者に反省の気持ちを持つのはもちろん、

前述のシールを時間がないなか一枚一枚ポスターに貼っていった

局のスタッフの気持ちを考えろということである。

このシールは彼の愚行の被害者となった芸能関係者や

局のスタッフ、そして番組を楽しみにしていた視聴者の

心の傷であるとこの親子には思って頂きたい。

息子の放蕩三昧を許してきた母親が叱責されるのは当然だし、

彼が母親のコネでオーディションに合格したために

無念の涙を飲んだ俳優たちのやるせなさを考えろと

彼と母親に告げたい。

数え切れないほどの人間に心の傷を負わせた彼がテレビ画面から

消えるのは当然の報いだが、母親も彼が自分のせいで

愚行に走ったというなら間接的に心の傷を負わせた人々の

ことを考えて芸能活動を続けることの妥当性を今一度

真剣に考えて頂きたい。

母親本人が愚行に走った訳ではないという声もあろうが、

筆者が手術痕を見て忌まわしい思い出を想起するように

テレビ画面に映る母親の姿に忌まわしい思い出を

蒸し返される愚行の被害者たちがいないとも

限らないだろう。