mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

長い夏休み

気づけば来週はもう9月。夏休みも終盤である。

夏休みで思い出すのが、筆者がジストニアという病で

休職を余儀なくされたとき、なかなか職場に戻れない苛立ちとともに、

当時自分が置かれた状況を長い夏休みと表現したことである。

夏休みは春休みや冬休みよりも長いけれど、やがて終わりを

告げるように、この言葉を発したときはいつかは何事も

なかったような顔をして職場に戻れると思っていたのだ。

だが、その言葉とは裏腹に、長い夏休みは果てしなく続き、

面倒を見切れないと言われた会社を追われ、

生活が激変して、やがて障がい者手帳を手にすることになり、

今日に至っている。

まだ病気が完治したとは言いがたい状況だが、

今になってようやく光が見えてきた。

ここまでくる間には一言で言い表せないほどの

紆余曲折があって、正直なところ楽しい夏休みというより

暗いトンネルと言ったほうが正解だったのかもしれない。

だが、あのとき休職という夏休みを取らずにそのまま

ブラック企業で無理に仕事を続けていたらもっと自分も

周囲も追い詰められていたかもしれない。

ジストニアの症状が出る前から労働基準法を無視した過酷な

労働に追い詰められていて、誰かがタオルを投げ入れてくれる日を

待っていたのだが、結局タオルは来ずに自分で夏休みを取るしか

なかったのだ。

今年のような酷暑の夏に体力の弱い児童生徒が夏休みを取らずに

登校したら危険なように、あのときの夏休みは自分にとって

必要なものであって、休暇という名のタオルという意味では

長い夏休みという表現もあながち間違いではなかったのかもしれない。