mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

スポーツ馬鹿

ジストニアという病気で、生死の境を彷徨った経験のある筆者。

そこから周囲が驚異的という回復を成し遂げられたのは

学生時代に水泳に励んだことで培った精神力というよりも

生への渇望という側面が大きかったと思う。

スポーツの経験は確かに人間の精神面に大きな影響をもたらし、

有名なスポーツ選手の著書が飛ぶように売れているのも

頷けるが、一方でスポーツに没頭する余り周りが見えなく

なったり、同じ競技の世界だけの狭いコミュニティーから

社会の荒波に放り出されたときに途方にくれる人間も

少なくないと思う。

そうした例が今年問題となった清原和博元選手の覚醒剤事件や

プロ野球や男子バトミントンでの賭博問題であると思う。

狭い人間関係の中に生きていると、甘い言葉で擦り寄って来る輩に

乗ってしまったり、いつまでも過去の栄光にすがったりする部分も

あると思うし、とっくに引退したのに現役当時のような超人のように

自己陶酔してしまうこともあると思う。

筆者も正直そういう部分があったが、何度も壁にぶつかり、

失敗しては反省してと繰り返すうちに、過去の肩書きや

栄光は所詮メッキであって今は昔のように泳ぐことも叶わず

手助けがないと生きられないという現実を受け入れなければと

思っている。

テレビ番組でスポーツの評論を行う松岡修造が暑苦しいとか

張本勲は専門の野球以外のスポーツに無責任な精神論を

垂れているという声があるが、あながち的はずれではないと思う。

スポーツをやっていたからといってみんながスーパーサイヤ人

なれる訳ではなく、筆者のように大掛かりな手術をしなければ

泳ぐことがままならない体になる人間もいれば、

清原和博のように過去の栄光の呪縛が解けずに道を踏み外して

しまう人間もいて、アスリートとて所詮生身の人間なのだ。