mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

以前にも触れたように、三年以上失っていた声を取り戻し

歌まで歌えるほどになった筆者。

会話や飲み食いができているのも補助具のおかげであるし

まだまだ健常者とはいえないものの、会話ができるだけで

周囲の反応が違うことを感じる。

自分でも信じられないような回復ぶりに奇異な目で見る向きも

あったが、筆者の声を久しぶりに聞いて健常者のときのように

自然に、障がい者と意識することなく接して貰えると正直

嬉しく思う。

神奈川県で起きたヘイトスピーチのような発想が起因の

痛ましい事件は極端な例だと思いたいが、障がい者手帳を

手にした途端、抹茶君を支えるよ、ずっと友達だよ、連絡するよと

言っていた友人たちが離れていくという苦い経験をしているので

助けて欲しいところは助けて欲しいけれど、健常者とは

別の世界の人間、異邦人のように見られては困ってしまうし、

そのような見方をされたら障がい者が自立どころか

孤立してしまうだろう。

リオデジャネイロオリンピックが終われば

リオデジャネイロパラリンピックが開催される。

東京パラリンピックの成功のためにも

パラリンピックを機会に同じ生身の人間として障がい者

向き合って、障がい者の声に耳を傾けて欲しいと思う。

さて、今日という日に、筆者の印象に残った2つの声に

触れておこう。

まずは海の向こうで伝説となったイチロー選手。

メジャーリーグで節目の大記録を達成した喜びを

オリックスブルーウェーブ時代の恩師、仰木彬さんに

伝えたいと涙ながらに語った姿に、クールで孤高の天才のように

見られがちな彼も生身の人間であることを実感すると共に

筆者が話せるように食べれるようにと親身になってくれた

とある大学病院の言語聴覚士の先生と仰木彬さんの姿を

重ね合わせた。

仕事熱心で情に厚く、愛弟子思いのところがそっくりなのだ。

次は体力面や皇室の今後を考えて生前退位のお考えを

表明された天皇陛下

天皇陛下とて筆者やイチロー選手と同じく生身の人間であり、

ご老体に鞭打って公務に励まれるのがしんどくなった

部分もあって当然だと思う。

かくいう筆者も、ついこの間までは文字でしか意志を伝えられず

辛い経験やもどかしい思いもしてきたが、声と口からの飲食を

取り戻して、自分も本来は喜怒哀楽の兼ね備わった

人間の血が通った生身の人間であることを実感している。