mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

レアな方向幕

以前、鉄道雑誌で見たJR東日本E233系電車富士急行線河口湖駅行きの

方向幕が1日一回しか見られないという記事に興味を惹かれました。

中央本線の特別快速はJR東日本201系電車の時代から頻繁運転して

いるのに、1日一本の河口湖駅行きという列車はレアと呼ぶに

相応しいし、富士急ハイランド富士五湖など観光路線の印象の

強い富士急行線にも首都圏からの通勤通学の需要があるのだと

認識を新たにしました。

そういえば同じ山梨県上野原駅周辺をJR東日本が宅地開発して、

急峻な坂の緩和のために広島県スカイレールサービス

千葉県の山万のようにニュータウンの住民向けのケーブルカーの

ような乗り物を走らせて話題になったことがありました。

レアな方向幕の話に戻ると、筆者の地元の名古屋市周辺では

冒頭のE233系と同じ中央本線南木曽駅に朝夕のラッシュ時に

名古屋駅から直通するJR東海211系電車、JR東海313系電車

快速列車が思い浮かびます。

こちらは1日一本ということはないけれど、宵闇の名古屋駅

珍しい南木曽駅の方向幕を見たときは乗って行きたい衝動に

駆られたし、中川家礼二のような有名人までが方向幕に魅せられる

のがわかる気がしました。

宵闇の木曽路に物見遊山の目的で向かっても、島崎藤村の夜明け前を

もじって木曽路は全て闇の中であるなんて洒落を言うだけで終わり

そうだし、JR東海383系電車の特急しなので木曽路に向かうことも

できるから実際に南木曽駅行きの快速列車に乗る気はしないけれど、

リニア中央新幹線が開業すれば今の美乃坂本駅の辺りにできる

新駅と木曽路を結ぶ、北海道のはこだてライナーのような

シャトル列車ができて、中央本線の中津川駅以南から南木曽駅方面に

向かう列車が当たり前になってレアとは呼べなくなってしまうことも

ありそうだし、この南木曽駅行きの快速は気になる存在であります。

同じ中央本線で気になるというと、中央本線から名古屋駅

東海道本線に乗り入れて岐阜駅を目指す快速列車もありました。

こちらは本当にレアな1日一本の存在で、筆者も中央本線の千種駅で

岐阜駅行きの方向幕を見たときは絵も言われぬ感覚を覚えました。

首都圏、名古屋市周辺ときて、関西ではこうしたレアな方向幕は

思い付かないと思ったら、阪急宝塚本線にこれもまた1日一本の

宝塚駅川西能勢口駅行きの普通列車があるそうです。

でもこの列車は宝塚本線のターミナルである阪急梅田駅

阪急京都本線神戸本線と連絡する十三駅に行かないし、

宝塚本線を南に急ぐ人は料金の要らない急行列車に

乗り継ぐはずで、川西能勢口駅で接続する能勢電鉄の乗り入れに

対応している車両が中心に使われていることから考えても

中央本線のケースと異なり、需要があるというよりも阪急電鉄

車両運用上の都合という側面が大きいと思います。

でも、レアな方向幕には違いないし、宝塚本線の象徴のような

雲雀丘花屋敷駅行きの方向幕とともに、この川西能勢口駅行きの

方向幕にお目に掛かって、一駅でも乗ってみたいところです。