mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

北アルプスと携帯

我が国のテレビ放送が地上アナログ放送から地上デジタル放送に

完全に移行する際、岐阜県北アルプスの山頂近くで、登山者向けの

山荘を営む男性から受信相談を受けたNHKの職員が、

北アルプスを徒歩で登頂し、やっとの思いで辿りついた山荘で、

電波の状況を確認し、NHK岐阜放送局のワンセグ放送

電波なら届きますよと言ったNHKの職員の男性を追った

同局のニュース映像が印象に残っている。

障がいがあり災害弱者の一員である筆者も、ライフラインと言える

NHKの受信料を減免しますよとわざわざ自宅に伝えに来てくれた

同局の方に感謝を覚えたが、天気の急変が日常茶飯事で

毎年登山者の痛ましい事故が伝えられる北アルプスでは

テレビが映るか映らないかは死活問題であり、

筆者のような障がい者然りこの山小屋然り、必要なところに

NHKの電波を届けるためにスポットライトが当たらないところで

奮闘しているNHKの職員の方がいるのも事実であり、

同局の一部の職員や関連会社の不祥事、NHKの報道姿勢を巡り

NHK全体が悪のように思ったり、勝手な理由をつけて安易に

NHK放送受信料の支払いを拒むのはライフラインを守るべく

奮闘する職員の方や、命の危険を顧みず国際紛争や災害現場の

様子を伝えるべく日々戦う職員の方に失礼だと思う。

このNHKのテレビ放送以上に現代のライフラインと言えるのが

携帯電話である。

ビジネス客の多い北陸新幹線で携帯電話が使えるように

しようというJR東日本JR西日本の取り組みは

携帯電話の利用が厳しく制限される航空機との競争を

少しでも優位にしようという思惑も見て取れるが、

秘境という言葉がぴったりして沿線の人口が気薄な

北陸新幹線沿線の黒部渓谷鉄道のトロッコ電車で

携帯が通じるというニュースには正直驚いた。

秘境の気分を味わいに来ているのに携帯が鳴るなんてと

思う向きもあるかもしれないが、この路線の利用客は

観光客ばかりでなく、沿線の民宿や土産物屋、そして

ライフラインである電気を安定供給するため夏場は

この黒部渓谷鉄道で、トロッコが運休する冬場は

トロッコの線路沿いを登山の装いで歩いている関西電力

社員の方も利用していることを忘れないで欲しい。