mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

東海道本線とエコ

映画化もされて人気を博したマンガ、三丁目の夕日

この作品にも登場し、現在は兵庫県神戸市の川崎重工業

工場に里帰りという形で静態保存されている国鉄151系電車、

ビジネス特急こだまを扱ったエッセイの一節が印象に

残っています。

今の東海道新幹線ではゆっくり味わうことの難しい

駿河湾浜名湖の車窓を肴に、ビュッフェの軽食や

国鉄浜松駅停車中に買い求めた美味しい鰻弁当に舌鼓を

打っていたライターに、ビュッフェの公衆電話へ

東京都の編集部から原稿の催促の電話がかかり、

せっかく旅気分に浸っていたのに現実に引き戻されたと

いうものです。

北海道から鹿児島県まで新幹線が伸び、黒電話など知らない

若者がアルバイトの申し込みからブランド品の売買まで

LINEで済ます現在とは隔世の感がありますが、

映画にも描かれていたように、現在よりも少しゆっくり

流れる時間の中を、東京オリンピックを目標に

ビュッフェのウエイトレスも鉄道ライターも

懸命に生きていた時代だったのです。

二度目の東京オリンピックが迫る中、現在を生きる我々も

当時の人たちに負けないようにしたいところですが、

伊豆方面へ向かうJR東日本の踊り子、名古屋駅から米原駅経由で

北陸を目指すJR東海JR西日本しらさぎ以外は殆ど昼行の

特急列車がなくなってしまったJR東日本JR東海JR西日本

東海道本線には通勤電車や近郊列車に混じって今も

JR貨物の貨物列車が元気に走っています。

かつての子どもたちが国鉄151系に憧れたように、

今の子どもたちにも貨物列車は人気であり、

東海道本線笠寺駅や名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の駅から

貨物列車を見やる親子の微笑ましい光景が見られることも

あります。

そんな子どもたちが貨物列車と同じくらい好きそうな

ブルボンのお菓子に、大きなエコレールマークが描かれ、

マークの意味まで添え書きしてあるのを見つけて

妙に嬉しくなりました。

エコレールマークは、原材料の輸送にJR貨物を使っていることを

示す標章で、携帯電話のカタログでも見かけたことが

ありますが、気をつけないと目視できないほどの

代物で、ブルボンの様に大書してあるケースは

珍しいと思います。

国土交通省環境省エコレールマークを大書するよう

経済界に指導したことはなく、ブルボンという会社の

判断で、社会貢献のひとつとしてエコレールマーク

大書に踏み切ったのでしょう。

ブルボンが本社を置く新潟県北越急行で、北陸新幹線

開業で減った輸送量のカバーのために、旅客営業用の

列車による宅配便の輸送を始めた事実もあり、

新潟県の財界に鉄道による荷物、貨物輸送を

見直そうという動きが広まればいいと思います。

さて、エコの先駆者といえばプリウスで知られるトヨタ自動車

でしょう。

国鉄岡多線、現在の愛知環状鉄道線で自動車や部品を

輸送していたのは昔語りになりましたが、従業員に

マイカーではなくその愛知環状鉄道線で通勤するよう

推奨したのは関心させられるし、先に触れた

名古屋市の笠寺駅と系列の関東自動車工業のある

東北地方を結ぶトヨタ自動車専用の貨物列車を

東海道本線南大高駅から見やったこともあります。

東日本大震災からの復興と地球環境保護を願い、

英語でECOと大書したコンテナが印象的でした。

この東海道本線には、前述のビジネス特急こだまと

同じ6時間半で大阪市と東京都を結ぶ、佐川急便

専用の貨物「電車」も運行され、プラレール

なるほど子どもたちからも注目されています。

貨物列車に興味を持った子ども達が、自分たちの

周りに溢れる製品の原材料が運ばれてきた経路や

環境問題に関心を持つ一助に、エコレールマーク

役立てばいいですね。