mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

タンポポのリアル

タイトルはNHK教育テレビでかつて放送されていた番組、

青春リアルと、藤子・F・不二雄原作の人気マンガ、

ドラえもんの印象深い作品、タンポポ空を行くからの造語です。

青春リアルという番組は、自分が社会人になった頃に

放送されていて、引きこもりの青年、女性アイドル、

ひいては霞ヶ関の官僚まで当時の自分と同世代の

青年たちの生き様をタイトルの通りリアルに描く内容で、

心理学からシステム開発と、全く畑違いの分野に飛び込んで

戸惑いを感じ、目標を見失いかけていた自分には

考えさせられるものがありました。

土曜日の遅い時間の放送だったけれど、教育テレビなら夜更かし

しても怒られまいと、番組の青年達と自分の生き様を照らし

合わせて自問自答しながら必死に画面を追っていた覚えがあります。

ドキュメンタリーだけではなく、青年同士の討論のコーナーも

あって、引きこもりの青年が結構的を得た発言をしていたのが

印象に残っています。

当時は健常者だった自分も、徐々に会社がブラック企業

あることに気が付き始め、一番近いところにいた母親も

小林麻央さんと同じ病気で自分のことで精一杯という感じに

なって、父とも疎遠で友達も少なかったので誰にも相談できないまま、

ジストニアという病気になって心身を病み、引きこもり、

世捨て人のようになってしまいました。

今はこうして客観的に過去を振り返ることができるけれど、

声も喪ったし、口から飲み食いは危ないからと、

喉だけでなくお腹にも穴が開いています。

もう青春と言える年ではなくなったけど、青春リアルという番組が

また放送されて、出演を許されるなら、自分の今までの半生を

赤裸々に語って、今の自分の姿をテレビカメラで映して貰いたいと

思います。

番組を傍観者のように見ていた当時の自分よりも、

色んなものを喪い沢山の人に迷惑をかけた分、

いっぱいいっぱい人生経験を語れると思うんです。

ここで最初に書いたドラえもんの話です。

タンポポ空を行くという作品は、のび太くんの家の近所に

生えていたタンポポをテーマにしたもので、

他の綿毛が大空へと飛び立っていく中で、

独り立ちが怖い、お母さんと離れたくないと、

最後まで飛び立つのを拒む綿毛に対して、

お母さんタンポポが自分の人生経験を語りながら、

勇気を持って堂々と大空へ飛び立つように優しく諭す

シーンが印象に残っています。

怠け者の代名詞のように言われるのび太君も、

ドラえもんひみつ道具を使って垣間見た

このタンポポ親子のやり取りに刺激を受け、

自分から草野球の仲間にいれて貰うように

友達に声を掛けるのですが、自分もこのタンポポ

エピソードに、もう少し学生のときに両親や

周りの人たちと将来の話が出来ていればとか、

障がい者だからと言って大空へ飛び立つのを

躊躇していないかとか考えさせられるものがあるし、

今の自分には、このドラえもんタンポポの逸話も

青春リアルという番組も、同じメッセージを投げかけて

いるように思えるのです。