mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

流行歌と帯広駅

東京へは、もう何度も行きましたか、、、

昭和の時代に流行ったこの歌を、まだ国鉄華やかりし頃の帯広駅で、

ギター片手に大声で歌う青年がいたという。

東京駅や名古屋駅新大阪駅など、東海道山陽新幹線の主要駅で

今同じことをやったら、許可は取ったかとか五月蝿くて迷惑とか

駅員や警備員、鉄道警察隊に注意されるかもしれないが、

当時の帯広駅は、青年のようなアクションをしても、

決して場違いではなかったのだ。

だがその帯広駅は国鉄JR北海道に転換されて30年あまり経った現在、

見違えるように近代化され、北海道日本ハムファイターズ

大谷翔平投手が北海道新幹線を使った東北地方への旅行を

呼びかける広告が掲げられている。

個人的な思いだが、この広告と冒頭の青年は何処か

オーバーラップするところがあるのだ。

東京への憧れを歌う青年と、当時の彼と同世代で、侍ジャパン入りや

将来のメジャーリーグ挑戦の夢を描く大谷投手、、、

時代や立場は違えど、夢の舞台に憧れを抱く若者の思いは

今も昔も同じと、何か感慨深いものがある。

だが大谷投手の広告の文言はあくまで「東北」であって、「東京」では

ないのだ。

東日本大震災東京電力福島第一原発事故からの復興をサポートしようという

JR北海道JR東日本の意図もあるのだろうが、それ以前に現状では鉄道で

帯広市から東京都に向かうのは、お金のない青春18きっぷの学生か、

時間のあるフルムーン夫婦グリーンパスのお客、或いは酔狂な鉄道マニアでも

なければ常識外れと言わざるを得ないのも事実である。

東北新幹線の東京駅から、北海道の玄関口の新函館北斗駅迄でも

4時間あまり掛かるのだから、そこからスーパー北斗スーパーおおぞら

2本も在来線の特急列車に乗り継がねばならない帯広市への

陸路での所要時間は推して知るべしである。

テレビ番組で北海道新幹線はこれから延伸しても

札幌市止まりなのは何か勿体無いですねと発言したコメンテーターが

いたが、田中角栄の頃の基本計画にはあった旭川市帯広市釧路市方面

への延長は残念ながら財政的、現実的に難しいと思う。