mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

新幹線のAとS

先日、東海道新幹線東京オリンピックに向けた新型車両、

N700Sの概要がJR東海から発表されました。

東海道新幹線が2度目の東京オリンピックを迎えるのは感慨深いけれど、

JR東海700系新幹線電車の後継がJR東海N700系新幹線電車、その

マイナーチェンジ版がN700A、それらの後継がN700Sと、名前といい

外観がそっくりなところといい、iPhoneのモデルチェンジのようだと

言われそうですが、これには致し方ない事情もあるのです。

東海道新幹線の開業時、新幹線の車両は0系から800系までとして、

900番台はドクターイエローのような試験車両や、点検や作業などの

事業用車両のために開けておくと決められたのですが、元号

平成になってから整備新幹線ミニ新幹線が急に増えて、

JR九州800系新幹線電車がデビューした時点で0から800までを

使い切ってしまったのです。

このため国鉄時代のルールに縛られず、JR東日本E7系新幹線電車、

JR西日本W7系新幹線電車のように頭に社名の英語表記の「W」や

「E」をつけたり、前述のJR東海N700系新幹線電車のように頭や

末尾にアルファベットをつけたり各社工夫を凝らしているのです。

新幹線の創設に深く関わり、テレビ東京で生涯がドラマになった

島秀雄十河信二らは、新函館北斗駅から鹿児島中央駅まで

新幹線が東西南北に伸びている現状を想像できなかったでしょうね。

さて、前述のJR東海N700Sに話を戻すと、概要の中で目を引いたのが

現状の東海道新幹線のように原則全列車16両にはこだわらず、

利用や予約の状況に応じてフレキシブルに両数を変更できるように

するという点です。

同じN700系でもJR西日本N700系電車が東海道新幹線の半分の

8両編成で新大阪駅以西で活躍していることや、リニア中央新幹線

開業で現在の東海道新幹線の利用客が減ることを念頭に置いた

イデアなのかもしれないですが、東海道新幹線でも特に

こだまは、民営化直後はJR東海0系新幹線電車の12両編成でしたし、

バブル景気の最中にのぞみやひかりと同じ16両編成に統一された

ものの、現状では利用客の少ない時間などグリーン車のない

8両編成のJR西日本ひかりレールスター程度の両数、座席数で

十分と思っていました。

新しいN700Sが愛される車両になって、ゼロからのスタートとなる

リニア中央新幹線JR東海L0系電車にバトンを繋いでくれれば良いですね。