mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

海外の保存車両

インドネシアジャカルタ中央駅で、駅の開業100周年記念の行事が行われ、

第二次世界大戦中の日本の植民地時代に当地へやってきたと思われる

国鉄C56型蒸気機関車が展示され、見学に訪れていた子どもが歓声を

上げていた。

子どもが鉄道好きなのは万国共通であると微笑ましく思うとと共に、

同じ東南アジアから映画の戦場に掛ける橋の撮影に使われた後で

ふるさとの日本に里帰りした蒸気機関車が、大井川鐵道を颯爽と

走る姿を思い出した。

さて、海外の保存車両で気になるのがイギリスのヨーク国立博物館

展示されているJR西日本0系新幹線電車と、台湾で台湾新幹線

事業用車両として活躍する同じJR西日本0系新幹線電車である。

イギリスは連日メディアを賑わすEU離脱騒動、台湾は政権交代による

中国との関係悪化や政情不安が懸念される中で、これらの保存車両が

これまで通り大切に扱って貰えるか気になるところである。

歴史と伝統を重んじるイギリスでも経済が悪化すれば文化面の予算が

削減されることも考えられるし、台湾の0系に至っては元々事業用車両であり、

老朽化もあっていつ廃車されてもおかしくない状況である。

だが、両国の関係の方にお願いしたいのは、0系が我が国で愛されてきた

事実を理解し、限られた予算であっても1日でも長く異国の地で

0系が余生を送れるように努力して、大したニュースにならないまま

0系が解体される事態は避けて欲しいということである。

これを書いていたら、第二次世界大戦で東京都の上野恩賜公園で飼育が難しく

なったアジアゾウを、タイムマシンで訪れたドラえもんのび太が、

郷里のインドへ返してやろうと秘密道具を使ってサプライズを仕掛ける

話を思い出した。

鉄道の保存車両も動物園の動物達も子どもたちの笑顔を呼ぶものには

変わりなく、政情や財政面を理由に解体や殺処分という

悲しい結末にならないように各国が力を合わせるべきだと思う。

前述のドラえもんのエピソードは上野恩賜公園の実話がベースのようだが、

名古屋市東山動植物園にも象列車という鉄道と動物に関わる

心温まる話があり、絵本になったり何度もメディアで取り上げられた

ことを最後に紹介しておこう。