mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

手掘りの地下鉄

タイトルは現在の東京メトロ銀座線、大阪市営地下鉄御堂筋線のように、

重機のない時代に作られた地下鉄を指すのではなく、

京都府京都市京都市営地下鉄東西線の工事が、工事の進捗に

伴って出てくる古代から近世までの遺跡、遺構の調査のために、

重機で一気に掘り進む訳には行かず、文化財の調査と同時進行で

工事を進めるしかなく、予想以上に時間を要してしまったことに

対するブラックユーモアのような表現なのだ。

だが、こうした遺跡や遺構が公共工事に伴って出てくるのは

高速道路の工事でも同じようである。

三重県四日市市で、周辺で進む新名神高速道路東海環状自動車道

工事に伴って出土した文化財を展示する取り組みが行われているというが、

文化財の展示を通して新しい高速道路に興味を持って欲しいという

展示施設の担当者の言葉に頷くとともに、オフィス街の憩いの場に

なっている東京都の旧国鉄新橋駅や、野球場の工事の途中で出土して、

今では東北新幹線北海道新幹線で訪れた観光客の人気を集めている

青森県三内丸山遺跡を思い出し、四日市市周辺を通る予定の

リニア中央新幹線の工事でも遺構が出土しないか楽しみになった。

発掘調査のための工事の遅れを心配する声もあろうが、

未来的なリニアと古代の遺跡の組み合わせも面白いではないか。

リニア中央新幹線三重県を経て、奈良市大阪市とかつて

都があった土地を通るので、工事の過程で歴史に残る発見が

あるかもしれないと思う。