mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

おばけ屋敷と現実と

よく豪邸を例えて、お城のようだと形容するが、

ドラえもんに出てきたドイツの若い女性が、

東京ディズニーランドのシンデレラ城のような本物の古城を

先祖から相続したが、維持管理の手間や節税のために売り払いたいという

ことを話して、子ども向けのアニメなのに切実な話だと思った。

だが、我が国でも不動産の相続税、固定資産税などで

悩んでいる人が少なくないのは現実であるし、

観光施設、個人の所有物にかかわらず、古い建物の

維持管理に悩んでいる人も合掌造りで有名な

岐阜県白川村や、古い町家が今なお残る京都市などにいるだろう。

冒頭のお城は見てくれは豪華であるが、メンテナンスが行き届いて

おらず中身は埃っぽく、お化けの出るという有難くない噂まで

あったが、最近我が国では殺人事件の現場となり事故物件と

呼ばれた豪邸を1000万円以上で落札した業者が話題になった。

落札額が高すぎるのではと水を向ける記者に、

業者は周辺の相場より安いためお買い得と平然と答えていたが、

事件が解決していないのに現場が人の手に渡って戸惑いを

感じるという周辺住民の声も偽らざる本音だと思う。

周辺の方にとってはそういう事故物件はいつまで経っても

おばけ屋敷なのかも知れない。

だが、平成28年熊本地震東日本大震災のような自然災害や

リーマンショックバブル崩壊のような経済状況の変化で

マイホームを喪った方には、事故物件でもいいから

我が家を、終の住処を取り戻したいと考える方も

いるだろうし、そういう視点に立てば、前述の業者の落札額も

必ずしも常識はずれとは言い切れないだろう。

事故物件ほどではないが、ラブホテルも周辺の住民から

快く思われないことがあるだろう。

如何わしいイメージから子どもに悪影響とかいった声も

出そうな感じがする。

だが、そうしたラブホテルを、東京オリンピックに向けた

宿泊施設不足の解消のため、政府が活用する検討をしているという

報道に、最初は以前に触れた愛知県豊橋市での「JK広報室」が

槍玉に挙げられたばかりなのに、そんな話をしたら顰蹙を

買うぞと思った。

だが、物は考えようで、違法な施設の横行する民泊や、

安全や防火の面で不安視する声もある簡易宿泊所よりは、

ラブホテルのほうが安全性で優越していると言えるし、

せっかく訪日してくれた旅行者に無責任な施設を紹介する

訳にもいかないので、民泊問題の解消のために

ラブホテル、ファッションホテルを活用するのもひとつだろう。

カプセルホテルもいいが、男性専用だったり、滞在時間に制約が

あったりするし、ネットカフェに至っては、防火対策が

簡易宿泊所と五十歩百歩のところもあるし、

ベットで横になるというのがなかなか難しいのも

現実なのである。