mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

摩天楼から西へ

かつて名古屋市は、トカイナカとか呼ばれたり、タモリ

名古屋弁をネタにされるなど、良くないイメージで見られる

ことも少なくありませんでした。

そんなイメージの払拭と、名古屋オリンピックの招致に失敗した

名誉挽回のために開かれたかどうかは定かではないですが、

平成の始め頃、そんな名古屋市を舞台に、名古屋デザイン博が

開かれました。

民営化直後のJR東海も出展して、リニア中央新幹線

モックアップを展示していましたが、リニア鉄道館の車両や、

山梨県で実験を続けるL0系車両との外観の違いが

印象に残っています。

そんな名古屋デザイン博の遺産のごとく、東海道本線

名古屋駅前のロータリーにあるデザイン博の記念の

モニュメントが摩天楼と化した名古屋駅周辺の

風景に埋没してしまっているので、いっそ撤去してはどうかと

名古屋市議会で提案されたことがあります。

理屈はわかるけれど、撤去の費用もバカにならないし、

観光振興というなら、河村たかし市長の主張する、

名古屋城天守閣の木造への復旧や、レゴランド

建設も始まり活況を呈するあおなみ線金城ふ頭駅周辺の

開発に予算を回した方がいいと思います。

前置きが長くなりましたが、そんな摩天楼と化した、

近鉄名古屋駅から、近鉄名古屋線の普通列車に乗って、

同じ愛知県の富吉駅を目指してみましょう。

まずは近鉄名古屋駅から僅か一駅の米野駅、

ナゴヤ球場や今秋に中京テレビが名古屋市営地下鉄名城線

八事日赤駅近くから移転する予定のささしまライブ24地区に

近いと言われたことがありますが、実際はナゴヤ球場は、

名鉄山王駅JR東海道線尾頭橋駅、ささしまライブ24地区は、

前述のあおなみ線ささしまライブ駅が最寄りと言えます。

そんな米野駅を過ぎると、車窓にJR東海の名古屋工場が見え、

キハ75系キハ85系など鉄道ファンならワクワクする風景ですし、

名古屋工場と名古屋高速の高架越しに東海道新幹線

遠望できます。

この名古屋工場はJR関西本線名古屋市営地下鉄の駅、

名古屋市営バス名鉄バス三重交通バスの停留所よりも

近鉄の烏森駅、黄金駅、前述の米野駅などが最寄りになるため、

JR東海のライバルのはずの近鉄を利用するJR社員もいるようです。

そうして名古屋工場の留置線群に別れを告げると、近鉄八田駅

伏屋駅となります。

近鉄八田駅名古屋市営地下鉄東山線、前述のJR東海関西本線

連絡していて周辺が活況を呈しているほどですが、

伏屋駅に接続する鉄道路線はなく、周辺の路線バスも

本数が限られるので、川島了三ではないですが、

副都心となった東海道本線金山駅を目指す、

名古屋市営地下鉄金山線を早期に実現させるべきでしょう。

こうして名古屋市に別れを告げると急行停車駅の

近鉄蟹江駅名古屋市からほど近いのに、

駅前に温泉の歓迎塔が立ち、温泉駅の雰囲気を漂わせています。

蟹江駅を過ぎると、近鉄名古屋駅からの普通列車が折り返す

ことの多い富吉駅。

ここには近鉄の富吉検車区があり、アーバンライナー

伊勢志摩ライナーなど近鉄特急が体を休めているのを

見ることができます。

運が良ければ、ドクターイエロー近鉄版のような

はかるくんや、クラブツーリズムの団体専用列車、

かぎろひに出会うこともできます。

近鉄名古屋線はこの先、三重県方面に向かいますが、

木曽三川と呼ばれる木曽川揖斐川長良川

近鉄電車で渡るのが、三重県入りの儀式のような

感じがします。

近鉄名古屋駅からの直通の普通列車も存在する伊勢中川駅からは

大阪線に接続しています。

大阪線難波線を通して阪神なんば線と繋がっていますが、

メジャーリーグで大記録を目指すイチロー選手の

故郷の愛知県と、彼が在籍したオリックスブルーウェーブ

後進球団のオリックスバファローズの本拠地最寄りの

阪神電鉄のドーム前駅が一歩のレールで結ばれているのも

運命的な感じがします。

オリックスバファローズの選手たちには、そうした大先輩との

因縁も感じながら、イチロー選手が泣いているぞと

野次が飛ばないように精一杯プレーして欲しいものです。